花日記No12は、フラワーサークルで新作のわら釉の花器に縁起物の南天
をなどを生けたものです。
剣山やフローラルフォームを使わずに、太めのワイヤーを丸めて入れたもの
に生けるというおもしろい生け方で、まず中心に白の菊を3輪高さと角度を変
えて生け、左に南天の実と葉を横と上からしっかりと入れ、レウカデンドロン
の1本の3分の1程度上を左後方にさりげなく入れ右横には下の部分の長さ
と角度を変えて入れています。最後にベアグラスを右側にはたっぷりと入れ、
少し右から左に流れを変えて入れてみました。
やさしいわら釉の花器が白い菊を一層引きたて、古くから「難を転じる」と言わ
れる縁起物の南天の赤が秋から冬への色合いを表現し、レウカデンドロン
とベアグラスが全体の大きさや流れを演出している感じです。
2012年11月アーカイブ
萩博物館で開催中の特別展をご案内します。
山口県立萩美術館・浦上記念館では『古萩―江戸の美意識―』が同時期に
開催されていますので、ぜひ、萩においでいただきご覧ください。
その際は、大桂庵にもお立ち寄りくださいませ。
萩博物館特別展
藤田伝三郎翁没後100年記念《藤田美術館の名宝》
~大茶人・藤田伝三郎の夢~
明治財界のリーダー藤田伝三郎が収集した日本を代表する美術品の逸品を
藤田美術館から借用し、重要文化財を含む絵画や墨蹟、茶道具などの名品
を前期・後期にわけて一堂に展示します。
◎場所:萩博物館
◎会期
前期:平成24年11月3日(祝・土)~11月20日(火)
後期:平成24年11月22日(木)~12月9日(日)
(11/21は展示品入替のため閉鎖)
◎開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分)
◎観覧料:大人1000円 高・大学生600円 小・中学生200円
〒758-0057 萩市大字堀内355番地 電話0838-25-6447
http://www.city.hagi.lg.jp/hagihaku/index.htm