鉄青釉(てつせいゆう)という作風に丸形のドリッパーで、豆からコーヒーを淹れられる際におすすめです。
土のぬくもりの伝わる手作りのドリッパーで淹れたコーヒーは、一層美味しく召し上がっていただき憩いのひと時になると思います。


・外寸法-口径約120mm × 高さ約108mm・作品重量-約500g
・電子レンジ・食器洗浄乾燥機の使用OK　直火・ガスオーブンの使用はNG

当店ではドリッパーで美味しいコーヒーを淹れ召し上がっていただくために、コーヒーの淹れやすさ・ポットの上での安定感などを意識して作っております。
ドリッパー内部には溝をつけており、この溝とフィルターの間に隙間があることで抽出液を流れやすくし液だまりしにくくなっております。
又、底部を歯車のような穴にすることでも液だまりしにくく、溝から流れ落ちるコーヒーが歯車の穴からゆっくり落ちるため、苦みや渋みが少なめのさっぱりしたコーヒーを召し上がっていただけることと思います。

◎コーヒーの淹れ方を簡単にご紹介
〇コーヒーの分量-カップ1杯分(140cc程度)に豆10～12g、2杯分で20g前後・3杯分で25～30g前後・4杯分で35～40g前後
〇必要なもの-お好みのコーヒー豆・お湯(95℃前後)の入ったポット(出来れば細口のドリップポット)・ドリッパー・ペーパーフィルター(円錐形)・サーバー(ポット)・カップ(事前に温めておく)・スプーンなど
〇淹れ方
・ペーパーフィルター側面の接着部を内側におりドリッパーに装着しサーバー(ポット)の上に置く
・フィルターにコーヒー豆を入れ、20cc程度のお湯を注ぎ、20秒程度そのままにして蒸らす
・コーヒー豆の中心に「の」の字を書くようにお湯を3回に分けて注ぐ(80cc→40cc→20cc※1杯分の140ccの場合)
・温めておいたカップに抽出したコーヒーを注ぐ

「鉄青釉という作風」
伝統的工芸品萩焼の指定材料にある萩焼の基本となる「大道土」に赤土を混ぜ砂を入れて水曳きし、乾燥させながら高台や高台脇を削り全体の形を整えしっかり乾燥させて素焼きをし、鉄分が主原料の釉薬を掛け還元焼成で本焼をし窯出しをして焼ヒビなどが無いかをしっかりチェックして完成となります。
この色合いは萩焼の中でも珍しいものですが、実は古萩の時代にも使用されていた鉄分が主原料の釉薬で伝統的工芸品萩焼の指定材料にもあるものです。
釉薬は水分を含んでいますからその都度濃度が微妙に違ってきますし、釉薬掛けは人間の手で一つ一つしますので掛け具合も微妙に違いますし、湯呑のような高さのあるものと皿のような平の器でも違います。
この釉薬は流れやすいという特徴があることに加え濃いめの釉薬と薄めの釉薬を2度掛けしますので、透明感のある緑に濁った緑が混ざり合うような不思議な風合いとなりおもしろい作風のひとつです。

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【ギフト対応について】
◎各箱(木箱・紙箱)をご希望の場合は、このページの下に各箱のお買い物カゴにて別途ご注文くださいますようお願いいたします。
◎箱入りの場合は当店のオリジナル包装紙での包装・ギフト対応(のし紙掛け・メッセージカード)を無料で承ります。

【作品に関して】
萩焼伝統工芸士・樋口大桂が伝統的工芸品萩焼としての規約を遵守し、国産の天然原材料を使い全工程を手作業でしております。寸法・重量・色合い・風合いが一つ一つ微妙に違いますので、悪しからずご了承くださいませ。
出来るだけ色や質感がわかりやすいように複数の照明や白の背景板を使って撮影してますが、照明の映り込みが多くある際は風合いを損ねない程度の修正・補正・加工をし、逆に修正が難しい場合はそのままにしていることもございますので、悪しからずご了承ください。

【萩焼の特徴-萩の七化け】
萩焼は伝統的工芸品萩焼の指定材料である「大道土」を主に使いますが、この陶土が焼き締まらないという特性がある為、生地を素焼きし釉薬を掛けて本焼きをするという工程で作ります。焼成後、生地と釉薬の収縮率の違いにより貫入(かんにゅう)が起こります。器に色見のある水分を入れると、この貫入に染みご使用の度合いによって風合いが変化していくことを「萩の七化け」と言われ、作り手が作ったやきものを使い手が育てていくと言われる所以です。
私どもはこの特徴を尊重し時流に流されることなく伝統的な萩焼を守りたいという精神と、お客様のことを大事にしたいという想いから、器へのコーティングをしないという方針を貫いておりますので、電子レンジ・食器洗浄乾燥機をお使いいただけます。日々の暮らしの中で、萩焼の特徴をお楽しみいただきつつ安心・安全にお使いいただければ幸いです。

【在庫について】
当店は実店舗と自社サイトにて在庫を共有しておりますので、ご注文のタイミングによって在庫切れの場合は悪しからずご容赦くださいませ。

【荷造り・発送について】
安全にお届けするために、作品をエアパッキンでしっかり包み、緩衝材の新聞紙を多めに入れた段ボールに詰めて荷造りし発送しております。
お取り扱い方法などを詳細に明記した紙を同梱いたします。

【器にやさしいお取り扱い】
・初めてのご使用時　→　ほこりをとる程度の洗浄でOK(使用前の煮沸消毒は不要)
・ご使用後　→　一般的な台所洗剤で洗浄ししっかりすすぎしっかり乾燥させて収納
・茶しぶの除去　→　メラミンフォームのスポンジでこすり洗い
・湯通しのおすすめ→　大きめの鍋にうつわと水を入れ30分程度煮沸させる
・ご使用前後に水に漬ける　→　油分・糖分(アルコール)・醤油などでご使用の際

【お気軽にお問合せください！】
何かお気になることがございましたら、下記までお気軽にご連絡ください。
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