当店は樋口大桂が萩焼伝統工芸士としての自信と誇りを持って作る伝統的工芸品萩焼専門窯元であり、樋口大桂が作った作品を実店舗とWEBサイトでご紹介する小売店です。
【山口ECエール便】ご注文金額に関わらず送料無料・期間限定!
当店は山口ECエール便に参加しており、下記の期間はご注文金額・発送先(日本国内)・ご注文回数に関わらずすべてのご注文の送料が無料となります。
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ご案内いろいろ
おいでませ萩へ!
萩焼が生まれ育った町、そして皆様にお届けする萩焼を作陶している町があるのが山口県
萩市です。私の独断と偏見で観光マップとは違う角度から編集し、ほんの一部ですがご紹
介しております。ぜひ一度、さらに二度三度、萩と大桂庵においでくださいませ。何かご
不明な点がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
≪萩の略地図≫
≪萩のおもしろどころ≫
【吉田松陰先生誕生地から見る萩市街】
【大桂庵のから徒歩1分伊藤博文公別邸】 【陶土で出来てる伊藤博文公陶像】
【敵をあざむく為?城下町の鍵曲がり】 【土塀と夏みかんのマンホール】
【田中義一公別邸と邸宅内に咲く夏みかん】 【一度は乗ってみたい城下町の人力車】
【近代的な建物の山口県立萩美術館】 【古風な建物の萩博物館】
【見てみたかったと思う萩城の天守閣跡】 【珍しい天然記念物の桜ミドリヨシノ】
【菊ヶ浜から見る夕日に染まった指月山】 【北長門海岸国定公園内の菊ヶ浜海水浴場】
【昔は洗い物をしていたという藍場川】 【郷愁のあるレトロな萩駅舎】
【約25,000本のヤブ椿が自生する椿群生林】 【笠山のそばの日本海にいるウミネコ】
≪萩のイベント≫-春-
【指月公園のお花見】
3月下旬から4月上旬頃が見頃です。ミドリヨシノという珍種の桜もあります。
【萩焼まつり】
毎年、5月1日~5日各種イベントと共に開催されます。
【夏みかんまつり】
夏みかんの花が見頃の5月中旬頃の土日に開催されます。
【萩オープンガーデン】
5月中旬から下旬にかけて市内の文化財施設の庭園や個人のお庭が期間限定で特別に公開されます。
≪萩のイベント≫-夏-
【ひまわりロードフェスタ】
萩むつみ地区の7月は約10万本のひまわりが咲き乱れ、下旬にはイベントが開催されます。
【菊ヶ浜の海開き】
北長門海岸国定公園内に位置し白砂青松の海岸として有名で、”快水浴場百選”にも選定されています。
【萩夏まつり】毎年8月1日~3日の三日間は萩がおまつり一色になります。
1日の「萩・日本海大花火大会」を皮切りに、2日は市民総踊り「ヨイショコショ」パレードやよさこいなど、
3日は伝統的行事で県無形民俗文化財に指定されている「お船謡」の披露や神輿が市内を練り歩きます。
≪萩のイベント≫-秋-
【萩・田町萩焼まつり】
毎年10月上旬から中旬の土日をはさんだ4日間、萩田町の商店街で抽選による出店業者の萩焼まつりが開催さ
れます。同時期に「着物ウィーク in 萩」や「萩・竹灯路物語」も開催されます。
【萩・時代まつり】毎年11月の第2土・日曜日
毛利歴代藩主や萩大名行列などによる「萩時代パレード」が市内を練り歩く江戸時代の歴史絵巻、前日より
中央公園を中心に「ふるさとまつり」が同時開催されます。
≪萩のイベント≫-冬-
【冬を彩るイルミネーション】
12月は萩市役所前庭や萩駅前・萩城跡などがライトアップされ、夜の観光スポットとして萩の夜を彩ります。
【萩城下の古き雛たちと流し雛】2月3日~4月3日
萩市民の家庭で受け継がれてきた江戸時代から現在に至るまでの雛飾りを、旧久保田家住宅をメイン会場に
展示されます。
【萩椿まつり】毎年2月の中旬~3月下旬の土・日曜日
萩市笠山にある椿群生林には約25,000本のヤブツバキが生息し、初春には可憐な花を咲かせ見頃を迎えます。
その時期に群生林内で「萩・椿まつり」が開催されます。
【萩往還梅林園】1月下旬~3月中旬
10種類300本の梅が次々と咲き始め、可憐な花々に早春の息吹を感じることができます。
大桂庵の掲載
【大桂庵をご紹介いただいてるメディア】
《るるぶ 山陰2010年版》
《るるぶ 萩・津和野・山口2007年版》
《るるぶ 萩・津和野・山口2005年版》
おもしろ写真館-大桂庵編
【鬼白のお湯呑ふたつ】
萩焼は生地で素焼きをし、釉薬を掛けて本焼きをします。釉薬は焼成時に溶けますが、いかにタイ
ミング良く焼成をストップさせるかで作品の出来上がりが違ってきます。この画像は焼成の時にく
っついてしまい、窯出しの時に発見したものです。
【立つ急須の作陶とは…?】
テーブルの上に立つ急須は、基本的にバランス良く作陶されたものです。手造りの急須は本体・取
っ手・口・蓋とすべて別々に作陶しあとから付けますが、その過程において本体をすべて同じ厚み
で造れているか・適切な角度で取っ手がつけられているかなどによって、使いやすい・注ぎやすい
・重く感じないなどの急須となります。
なお、作風・味わい重視の作品の場合は必ずしも該当しないこともありますので、悪しからずご了
承下さい。
【やきものは力仕事…?】
ろくろで造ったものを板(90cm)に並べ次々と造り、板にいっぱいになると乾燥させる為に違う場所
に移動させます。画像は花入れですが、1本1.3Kgで造り14本の総重量は18Kgになります。背の高い
花入れはバランスよく持ち上げるのに一苦労です。
この作品の場合、ろくろで造った後に乾燥・仕上げ(削り)・乾燥・素焼・釉薬掛け・本焼きの工程
を経て最終的には700g程度まで軽くなりますが、その間、この板に乗せて数えきれないほど移動さ
せますのでやきものは正に力仕事といえます。
【大きい作品は軍手が必需品…?】
ろくろでやきものを造る時、手に水分と一緒にぬた(陶土に多量の水分を含ませたもの)を手に取り
造ります。つぼ・皿・鉢などの大きい作品を造る時は、適度な水分とぬたを含んだ軍手をして造る
ことで水分を調整しやすくなるので造りやすくなります。
若い頃は手で直接造っていた樋口大桂も、日本工芸会山口支部の先輩に教わってからは大きい作品
の作陶時には軍手が必需品となりました。
画像は1本8Kgの陶土で32cmの大きさのつぼを造っているところですが、1割少し縮みますので出来
上りは28cm程度の大きさのつぼになります。
【この作品のこの後の工程】
乾燥⇒削り・仕上げ⇒乾燥⇒化粧掛け⇒乾燥⇒素焼⇒釉薬掛け⇒本焼き⇒窯出し
【釉薬で手が真っ黒に…?】
萩焼の陶土は粗く耐火度高いために焼き締まりにくいという特質があり、素焼・施釉・本焼きをす
るという工程により強度が増します。この作品は御本手と鉄釉の掛分けという作風で2種類の釉薬
を掛けて焼成しますが、いかに掛け分けるがとても難しく造り手の腕の見せ所です。釉薬のついた
手は、ゴシゴシ洗わないとなかなか落ちません。
おもしろ写真館-色々編
【萩らしい…?!】
萩の名産品のひとつでもある夏みかんをデザインしたマンホールのふたで、萩の城下町に設置して
あります。ちなみに、マンホールのふたは落ちないようにという配慮から丸くなっていると以前テ
レビで見たことがあります。
【萩のまちでタイムスリップ…!】
毎年11月第2日曜日に行われる「萩時代まつり」のひとコマです。萩時代パレード・大名行列など、
今でも江戸時代の古地図を使うことができる萩のまちで、当時にタイムスリップしたような歴史絵巻
が展開されます。秋の萩にも、ぜひ、お出かけ下さいませ。ちなみにNHKの大河ドラマにもなった毛利
元就公に扮しているのは、萩市長です。
【2005年は元旦から珍事…!】
2005年の元旦、起床すると一面が銀世界になっていました。萩では1年の間に降る雪は数回、町中に住む
人はスノータイヤなども必要のないぐらいです。その数回のうちの1回が元旦に…!そして、その雪はそ
の冬の少し遅い初雪で、元旦から珍事が重なりました。雪国の皆様にとっては日常のことが、萩では珍事
となり思わずシャッターを押しました。ちなみに萩での元旦の降雪は19年ぶりということでした。
【大桂庵のそばに初代内閣総理大臣!】
1841年山口県光市(旧熊毛郡)で出生、9歳までを過ごし後に家族と共に萩に移住。
1854年父が伊藤家の養子になり伊藤姓を名乗る。
1857年松下村塾に入塾。
1859年安政の大獄により刑死した吉田松陰師の遺骸を同士と共に小塚原回向院に埋葬する。
1868年(明治1年)兵庫県知事になる。
1885年(明治18年)44歳2か月の若さで初代内閣総理大臣となり、その後、5代・7代・10代内閣総理大
臣などの要職を歴任、昭和38年にはお札の肖像画にもなる。
画像の陶像は青年期までを過ごしたわら葺き屋根の旧宅のそばに昭和5年に建立され、又、1907 (明
治40年)東京都品川区に建てられた別邸が平成13年に旧宅のとなりに移築されました。
農家の長男として生まれた利助少年がいろいろな人との出会いと時代背景の中で伊藤博文として偉大
な政治家となった背景には、吉田松陰先生からも「才劣り、学幼し。しかし、性質は素直で華美にな
びかず、僕すこぶる之を愛す」と評され、「俊輔、周旋(政治)の才あり」とされたように、誠実な
性格と幼少期よりその才覚があったからではないでしょうか。ちなみに陶像・旧宅・別邸は、すべて
大桂庵のすぐそばにあります。
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